大黒摩季　「夏が来る」他　厳選！お気に入りソング

「ら・ら・ら」をはじめ、大黒摩季さんの曲が、多くの人からの支持を得ている理由は、リアルに女心を描いた歌詞です。

恋とか、仕事とか、人生とか、自問自答しながら、必死で日々頑張っている女子への共感ソングが多くあります。

大黒摩季さんは2.5オクターブの音域を持つと言われていますが、あわせて、天を衝くようなハイトーンボイスが魅力的です。

話をしている時は、酒やけみたいなダミ声ですが、いざ歌うと一変して綺麗な声になるのが不思議ですね。

1994年4月23日にリリースされた大黒摩季の楽曲で、8枚目のシングル。

恐らく25～30歳のアラサーの女性。

結婚に対する理想と現実の間に立ちながら、自分の理想を追い求めようとする女性の姿が描かれています。

2003年5月28日には、続編「夏が来る、そして…」が発表されました。

アンサーソングで、結婚して子供もいて、と思っていたのですが、歌詞の内容は、暮らしも名字も変わらずに、白馬もないけど、10年経っても諦めていない！！というアラフォー女性への応援歌でした。

耳なじみの良いポップなギターサウンドと口ずさみやすいメロディラインが特徴の恋愛ソングです。

ドラマ「味いちもんめ」の主題歌に起用されたことと、当時「結婚適齢期」というアラサーの女性たちから絶大な人気を得ました。

バラエティー番組「ダウンタウンなう」に大黒摩季さんが出演した際、この楽曲について、歌詞が不倫や二股を思わせるという話になり、彼女本人は明言しませんでしたが、「昼間会えない人」との恋愛にのめり込んでいた友人を、音楽で救いたくて書いた曲だと語っています。

テレビアニメ「SLAM DUNK」の初代エンディングテーマです。

発売から3ヶ月ほどでミリオンセラーを達成し、「ら・ら・ら」に次ぐ自身2番目の売り上げを記録します。

以前は、夜遊びしたりパーティーに行ったり、わりと遊んでいた女性が、彼に嫌われないように化粧もせず、"彼の好みの女の子"になろうと努力をするのですが、最終的には、恋人に合わせるあまり自分らしさを見失ってしまうという歌詞です。

最後の「夢見る夢無し女」というのがすごいフレーズですね。