演歌・昭和歌謡・歌謡曲(女性) お勧めソング!
江利チエミ プロフィール
生年月日:1937年1月11日、出身地:東京都台東区
バンドマンの父と女優の間に生まれ、家族を支えるため12歳のころから芸能活動を始めました。
進駐軍のキャンプまわりの仕事でアイドルとなり、愛称は「エリー」となりました。
芸名の江利チエミはこの「エリー」から母が名づけました。あるとき進駐軍兵士から「テネシーワルツ」のレコードをプレゼントされ、この曲を自分のデビュー曲と心に決めたそうです。
1953年には若干16歳でアメリカやハワイでの公演を成功させました。
その後、同時期にデビューした美空ひばり・雪村いづみとともに“3人娘”と呼ばれ、大ブームを巻き起こします。
中村メイコさんや服部克久さんが、「進駐軍のキャンプまわりの仕事をしていたことから、英語をメロディーに乗せることが非常にうまく、この時代の歌手として右に出るものがいないくらいの実力の持ち主でした」と語っています。
江利チエミ 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲
「酒場にて」 江利チエミさんの人生とオーバーラップした名曲です!
酒場にて 江利チエミ - トピック
1974年9月25日に発売されたシングルです。
作詞:山上路夫、作曲:鈴木邦彦
江利チエミさんの後年のヒット曲で、高倉健さんとの離婚後、プライベートで異父姉の多額の借金返済等、様々な苦難の最中で生まれた1曲です。
女が一人、酒場で物悲しく呑んでいる様子が描かれており、江利チエミさんの人生とオーバーラップさせる方が多いのもうなずけますね。
哀愁のある声、情感を押し殺した歌い方が大好きです。
「酒場にて」カバーした主なミュージシャン
石川さゆり
内藤やす子
テレサ・テン
ニック・ニューサ
天童よしみ
伍代夏子
徳永英明
「テネシーワルツ」 デビュー曲としてカバーしました!
テネシーワルツ 江利チエミ - トピック
「テネシーワルツ」は、1948年に出版されたアメリカのポピュラー/カントリー歌曲です。
当時14歳だった江利チエミさんはデビュー曲としてカバー、40万枚を売り上げる大ヒットとなり、代表曲になりました。
歌詞は、「恋人とテネシーワルツを踊っていて、旧友が来たので恋人を紹介したら、その友達に恋人をとられてしまった」というもので、
歌手の性別によって旧友をしめす代名詞がhimまたはherに代わります。
「日本語と英語のチャンポン」というスタイルを用いたこともあり、
それまで都市部中心でのブームであった「ジャズ」を全国区にする牽引役を果たしました。
「 新妻に捧げる歌 」
新妻に捧げる歌 Fuji Music ch
1964年3月に発売された通算63枚目のシングルです。
作詞:中村メイコ、作曲:神津善行
結婚式で、お色直しの入場曲として使われたり、歌われたりするので、1度も廃盤になったことがなく、今もなお売れ続けています。