小柳ルミ子「京のにわか雨」他 厳選!お気に入りソング

演歌・昭和歌謡・歌謡曲 お勧めソング!

小柳ルミ子 プロフィール

生年月日:1952年7月2日、出身地:福岡県福岡市

 

宝塚音楽学院を首席で卒業、そのまま宝塚歌劇団には進まずに(2ヶ月だけ在籍)、渡辺プロダクションに入社します。

 

歌手デビュー前にNHK連続テレビ小説『虹』で女優としてデビュー。

 

新生レコード会社「ワーナー・パイオニア」の初の邦楽部門歌手となり、1971年、満を持して「わたしの城下町」で歌手デビュー。

 

同時期にデビューをした天地真理さん、南沙織さんとともに「新三人娘」と呼ばれます。


小柳ルミ子 プレミアム☆ベスト シングルセレクション

1.わたしの城下町

2.お祭りの夜

3.雪あかりの町

4.瀬戸の花嫁

5.京のにわか雨

6.漁火恋唄

7.春のおとずれ

8.恋にゆれて

9.十五夜の君

10.恋の雪別れ

11.花のようにひそやかに 

12.冬の駅

13.黄昏の街

14.ひと雨くれば

15.花車

16.桜前線

17.逢いたくて北国へ

18.星の砂

19.雨…

20.来夢来人

21.お久しぶりね 

22.今さらジロー


小柳ルミ子 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲

「わたしの城下町」 淡く切ない初恋の終わりを綴っています

わたしの城下町

1971年4月発売のデビューシングルです。

作詞:安井かずみ、作曲:平尾昌晃

 

国鉄のキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の効果もあり、オリコンチャートでは、通算12週にわたって週間1位を独走しました。


「わたしの城下町」エピソード

当時、文化人が集るプール付きの高級マンション「川口アパートメント」に住んでいた安井かずみさんは、自宅の部屋でこの曲の詞を書いていました。そこに友人の加賀まりこさんが訪れ、執筆中だった「わたしの城下町」の歌詞を見て「格子戸はくぐり抜けないわよ」と進言しましたが、安井さんは却下しました。メロディーにピタリとはまる言葉のチョイス、音できいた時のリズム、そして聴き手の脳裏に絵が浮かぶ作詞術だからです。加賀さんは後に「四季の草花が咲き乱れるなんて、ZUZU(安井の愛称)らしい」と語っています。

「京のにわか雨」 京都を代表するご当地ソングのひとつです

京のにわか雨

1972年8月発売の5枚目のシングルです。

作詞:なかにし礼、作曲:平尾昌晃

 

ジャケットの風景は法観寺の五重塔(八坂の塔)周辺と言われています。

 

好きになった人を京都まで探しにきた女性の心情を描いています。


「瀬戸の花嫁」 未来を信じて嫁ぐ女性のひたむきな願いを曲にしています

瀬戸の花嫁

1972年4月発売の4枚目のシングルです。

作詞:山上路夫、作曲:平尾昌晃

 

"ディスカバー・ジャパン路線"を踏襲する楽曲で"瀬戸内海"をテーマに製作されました。

 

瀬戸内海を代表するご当地ソングです。

 

瀬戸内海に浮かぶ小島に育った花嫁が、新郎の住む島に嫁ぐときの、風景や心情を情緒たっぷりに描いています。


作詞の山上は瀬戸内海の島は訪れたことはないが、瀬戸内海は仕事で四国へ行く途中、水中翼船で何度も通ったことがあり、広島県尾道から四国に向かう水中翼船から見た段々畑と、美しい夕焼けの島々の景色が印象的で、それを思い浮かべ作詞をしたと話している。

小柳ルミ子 - Wikipediaより

「星の砂」 愛する人との恋を引き裂かれる悲しみを歌った曲です

星の砂

1977年4月発売の22枚目のシングルです。

作詞:関口宏、作曲:出門英

 

小柳さんが、同じレコード会社だった出門英さんにこの曲を歌いたいと伝えたところ、この曲は小柳さんに歌ってほしくて書いたものだと言われました。


星の砂を産出する沖縄県八重山列島には、黒島から石垣島への強制移住により恋人と引き裂かれた女性が、 恋人の住む故郷の島をひと目見ようと野底岳に登ったが、於茂登岳に遮られてそれもかなわず、絶望して山頂の岩と化したという伝承があり、この曲の歌詞はこれをモチーフにしたとされる。

星の砂 (小柳ルミ子の曲) - Wikipediaより

「お久しぶりね」突然の再会に戸惑う気持ちが描いています

お久しぶりね

1983年7月発売の37枚目のシングルです。

作詞・作曲:杉本真人

 

バックダンサーを引き連れて、ハイレグを着て網タイツを履いて踊る姿は、イメージをさらにパワフルなものに変えていきました。


「漁火恋唄」漁師の男性を愛した女性が描かれています

漁火恋唄

1972年11月発売の6枚目のシングルです。

作詞:山上路夫、作曲:平尾昌晃

 

演歌調の流れに日本民謡を採り入れる大胆な構成になっていて、小柳ルミ子さんの歌唱が発揮された楽曲です。


「来夢来人」 桜吹雪の舞う景色に恋愛関係を描いた歌詞が美しい曲です

来夢来人

1980年1月発売の30枚目のシングルです。

作詞:岡田冨美子、作曲:筒美京平

 

筒美京平さんが「ルミちゃんは、歌を食べちゃうの。だからうんと難しい曲でルミちゃんを唸らせたい」と

作曲した曲で、リズムは変わるし、転調はするし、最初はその難しさに度肝を抜かれたそうですが、見事に歌い上げました。