奥村チヨ「終着駅」他 厳選!お気に入りソング

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奥村チヨ プロフィール

生年月日:1947年2月18日、出身地:大阪府池田市

 

夙川学院高等学校在学中、知人が応募したオーディションに合格し、ドリンク剤のCMソングを歌ったことがきっかけで芸能界入りし、高校卒業後に、「あなたがいなくても」で歌手デビューをします。

 

和製シルヴィ・ヴァルタンとして売り出され、甘えた雰囲気の歌唱とキュートなスタイルでファンを魅了、黛ジュンさん、小川知子さんとともに東芝3人娘と呼ばれ、「ごめんネ・・・ジロー」、「北国の青い空」、「恋の奴隷」、「恋狂い」、「恋泥棒」など次々にヒットを飛ばしていきます。

 

1971年発売の、「終着駅」は販売枚数が40万枚のヒット。歌手引退も辞さない強い希望から実現した曲で、自身のイメージを脱却しました。


奥村チヨ 厳選ソング 代表曲・ヒット曲

「終着駅」 人生の切なさを震えるような声で歌っています

終着駅 Fuji Music ch

1971年12月発売の25枚目のシングルです。

作詞:千家和也、作曲:浜圭介

 

1971年、2年連続で出場していた「紅白歌合戦」に落選、“恋三部作”でヒットを続け、その甘えた歌声で男性ファンを魅了してきましたが、その路線も行き詰まりをみせていました。

 

もともと、「男にこびるような歌は歌いたくない」と、”恋三部作”は嫌々歌っていたこともあり、周囲も方針転換をせざるを得なくなりました。

 



そして、再起をかけて発売したのが「終着駅」。はじめて耳にした奥村さんは、これだとひらめき「この歌を歌わせて」と自ら言い、引退をも辞さない不退転の決意で臨みました。

 

これまでの、男にこびるような女から、180度イメージを変え、人生の切なさを震えるような声で歌い上げました。トレードマークのロングヘアをアップにして、大人の色気が漂う黒いドレスでステージに立つその姿は、それまでとは別人の奥村チヨさんでした。 

「恋の奴隷」 男性に従属的な歌詞になっています

恋の奴隷 Fuji Music ch

1969年6月発売の17枚目のシングルです。

作詞:なかにし礼、作曲:鈴木邦彦

 

切ないくらいに好きになってもらいたいという可愛くいじらしい想いを歌唱しています。 


「北国の青い空」 ベンチャーズの名曲を情感タップリに歌い上げています

北国の青い空 奥村チヨ - トピック

1967年8月発売の11枚目のシングルです。

作詞:橋本淳、作曲:ザ・ベンチャーズ


「ごめんねジロー」

ごめんねジロー 奥村チヨ - トピック

1965年10月発売の4枚目のシングルです。 作詞:多木比佐夫、作曲:津野陽二

 

“恋三部作”前の楽曲で、可愛らしく清らかに歌い上げています。

言葉とメロディーがマッチしていて、一度で覚えてしまう歌い出しです。

「恋泥棒」 女性が男性に夢中になり、翻弄されるストーリーです

恋泥棒 奥村チヨ - トピック

1969年10月発売の18枚目のシングルです。 作詞:なかにし礼、作曲:鈴木邦彦