演歌・昭和歌謡・歌謡曲(男性) お勧めソング
舟木一夫 プロフィール
生年月日:1944年12月12日、出身地:愛知県出身
高校2年生の時にテレビ番組「歌のチャンピオン」で優勝。これがきっかけで歌への道が開け、遠藤実さんに師事。
1963年6月、「高校三年生」でデビューし、同題映画で映画デビューも果たします。「第5回日本レコード大賞」で新人賞受賞、「第14回NHK紅白歌合戦」に初出場します。
以降、「学園広場」、「北国の街」、「高原のお嬢さん」などの爽やかで甘酸っぱい雰囲気の曲をまっすぐな歌唱で歌い、青春歌謡の代表的歌手として橋幸夫さん、西郷輝彦さんとともに御三家と称され人気を博します。
NHK大河ドラマ「源義経」や、NHK連続テレビ小説「オードリー」、映画「銭形平次」などに出演。
舟木一夫 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲
「高校三年生」
高校三年生 舟木一夫 - トピック
1963年6月発売のデビューシングルです。
作詞:丘灯至夫、作曲:遠藤実
卒業を間近に控えた学生が高校生活を振り返った時の、楽しかった想い出だけで無く、悲しみや後悔の記憶も描いています。
「赤い夕日が染める校舎」は東京都の私立松蔭高校と言われています。文化祭のリハーサルで男女の生徒がフォークダンスを踊っているのを見て、最初に「フォークダンスの手を取れば甘くにおう黒髪の」という詩が出来ました。
映画「高校三年生」(日活)1963年
キャスト
姿美千子、高田美和、倉石功、舟木一夫、高野通子、渚まゆみ、堺正章 他
富島健夫の小説に、大ヒット歌謡曲『高校三年生』をフィーチャーした青春映画。桜ヶ丘高校3年の小杉知子は、今も祖母の権力が絶大な、老舗の織物問屋の娘。その古い考え方についていけず、知子の姉は、恋人と家出してしまう。姉たちが、同級生・宏の家に下宿していることを知った知子は、やがて宏に好意を持つようになり。
「学園広場」
学園広場 舟木一夫 - トピック
1963年10月発売の3枚目のシングルです。
作詞:関沢新一、作曲:遠藤実
一番で明るい現在を、二番で回想、三番で「別れ」をと未来への希望、という構成になっていて、愁いを帯びた抒情性を前面に打ち出した曲です。
映画「学園広場」(日活)1963年
キャスト
山内修二、松原智恵子、舟木一夫、桂小金治、市川好郎。田代みどり
今はさびれた織物都市の高校生たちが、旧習をぶち壊し、学校と街に健全な空気をもたらす青春明朗大作です。
「絶唱」
絶唱
1966年8月発売の41枚目のシングルです。
作詞:西條八十、作曲:市川昭介
1966年に公開された映画「絶唱」の主題歌として制作されました。
第8回日本レコード大賞・歌唱賞を受賞しました。
舟木さんは「当初はボクが主題歌を歌う予定はなかった」が、日活の宣伝部から「舟木くんの映画なのに、舟木くんが歌う主題歌がないのはおかしい」というクレームが入り、急遽、舟木さん自身が西條八十さんの私邸に直参し、頼み込んで作詞してもらったと語っています。
映画「絶唱」(日活)1966年
キャスト
園田順吉:舟木一夫、小雪:和泉雅子、橋本美保子:太田雅子、大谷、山本勝 他
歌謡界のプリンス舟木一夫が絶対のコンビ和泉雅子と組んで贈る悲恋超大作。古い因襲と迫害に傷つき耐えながら、ただ一筋の愛に生き殉じた、大地主の息子と山番の娘との美しくも悲しい物語。
「銭形平次」
銭形平次 日本コロムビア 公式YouTubeチャンネル
1966年5月発売の38枚目のシングルです。
作詞:村上元三、作曲:古賀政男
大川橋蔵さん主演のフジテレビ「銭形平次」の主題歌として使用されました。
ドラマ「銭形平次」(フジテレビ)
出演者
大川橋蔵、八千草薫、佐々十郎、藤尾純、鈴村由美、池俊一 他
1966年5月4日から、大川橋蔵さん主演で放送が開始されました。
第1話「おぼろ月夜の女」の視聴率は20%を超え、以降も高視聴率を維持、1984年4月4日に最終回を迎えるまで、全888回が放送される大人気作品となりました。
「高原のお嬢さん」
高原のお嬢さん 舟木一夫 公式YouTubeチャンネル
1965年10月発売の31枚目のシングルです。
作詞:関沢新一、作曲・:松尾健司
夏から秋にかけての高原での恋物語が描かれています。
リフレインとして落葉という意味の「Leaf(リーフ)」が効果的に使われていますが、舟木さんによれば、当初は「リーブス(Leaves)」という言葉だった」とのことです。
映画「高原のお嬢さん」(日活)
キャスト
北川和夫:舟木一夫、小泉淳子:和泉雅子、三島進:山内賢、吉野先生:葉山良二、サブ:堺正章 他
北川和夫は蓼科高原の農場で、ここの亡くなった主人の遠藤善吉の研究を引き継ぎながら、主人の未亡人とその娘の光子と暮らしていた。和夫は街に出掛けた際、きれいなお嬢さんに出会い心を惹かれる。彼女は高原の別荘地に遊びにきていた小泉淳子というお嬢様だった。ある日、この別荘地に、和夫のいる農場を買収しに観光開発会社社長の息子である三島進がやって来るが、進にあった和夫は驚く。二人は小学校の同級生だったのだ。お互い積もる話をしているうちに意気投合することになるが、買収に関しては和夫はガンとして一歩も譲らなかった。2、3日たったある夜、進からパーティの誘いを受けた和夫は進のフィアンセだという女性を紹介されるが、現われた彼女は街で見かけたあの小泉淳子だった。パーティの途中で帰る淳子を送る和夫。和夫の話を夢中になって聞く淳子も、そんな和夫に心惹かれていくのだった。
「夕笛」
夕笛 舟木一夫 公式YouTubeチャンネル
1967年8月発売の48枚目のシングルです。
作詞:西條八十、作曲:船村徹
1967年公開の映画「夕笛」の主題歌として制作されました。
当初のタイトルは「ふるさとの笛」でしたが、舟木さんが映画、主題歌のタイトルとしてはインパクトがないと考えて自ら「夕笛」と命名、西條八十さんにタイトル変更の了解を取りました。
映画「夕笛」 (日活)1967年
キャスト
島村雄作:舟木一夫、筒井若菜=松原智恵子、筒井銀蔵:島田正吾、筒井己代治:小高雄二 他
旧制高等学校の学生・島村雄作は実家が没落し、すでに他の人の手に渡った実家に咲く椿の花を見上げ、その家に住む女学生・筒井若菜にお花を頂きたいとお願いするのだった。雄作、若菜の初めての出逢いであった。雄作は高校卒業後、東京帝大に進みたいと考えており、高校最後の思い出として友人三人と無銭旅行に出たが、宿がなく浜辺で野宿していると、思いがけず若菜と再会する。いつしか二人は惹かれあう仲となっていったが、若菜には親に決められた縁談があった。