ザ・テンプターズ「エメラルドの伝説」他 厳選!お気に入りソング

懐かしのグループサウンズ お勧めソング

ザ・テンプターズ プロフィール

メンバー

松崎由治:ヨッチン、1946年4月16日、リーダー、ギター、ボーカル

萩原健一:ショーケン、1950年7月26日 - 2019年3月26日、ボーカル、ハーモニカ

田中俊夫:ブル、1946年11月1日 - 1997年1月21日、ギター、キーボード

高久昇:ノボル、1946年10月31日、ベース

大口広司:ヒロシ、1950年11月28日 - 2009年1月25日、ドラムス


1965年、松崎由治さんと田中俊夫さんを中心に埼玉県で結成。

 

幾度かのメンバー・チェンジを経て1967年「忘れ得ぬ君」でデビュー。

 

萩原健一さんは、ショーケンの愛称で親しまれ、女子高生を中心に人気を得て、次第に男子高生までファン層を広げます。一時期プロマイドの売り上げもザ・タイガースを抜き1位になる程、スーパーアイドルへと登り詰めて行きます。

 

「神様お願い」(オリコン2位)、「エメラルドの伝説」(オリコン1位)と次々と大ヒット曲を生み出し、その人気はザ・タイガースと共にグループサウンズの黄金期を支え、人気を二分するまでに至ります。

 

数々のヒット曲を送り出したザ・テンプターズでしたが、GSブームも周到を迎え、1970年12月末に、サンケイホールの小ホールでの公演が最後になります。


ザ・テンプターズ 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲

「エメラルドの伝説」

エメラルドの伝説

1968年6月発売の3枚目のシングルです。

作詞:なかにし礼、作曲:村井邦彦

 

リリース後1ヶ月でオリコンチャート6位に初登場し、2週間後に1位を獲得。ザ・テンプターズとして、

オリコン上最高のセールス(46.2万枚)を記録します。

 

作曲をした村井さんはフランス印象派の影響を受けて神秘的なロマンティシズムを狙い、アレンジ担当の川口真さんはストリングスに加えてホルンとオーボエを採用して、独自のサウンドを作り上げました。

作詞を担当したなかにしさんには、萩原健一さんの「神秘性の魅力」をポイントに書いてもらいました。


「神様お願い」

1968年3月発売の2枚目のシングルです。

作詞・作曲:松崎由治

 

リリース後約20日で、オリコンチャートのトップ10に初登場し、「エメラルドの伝説」に次ぐ43.1万枚を記録。


「おかあさん」

1968年9月発売の4枚目のシングルです。

作詞:松岡弘子、補作詞・作曲:松崎由治

 

雑誌「平凡」で募集された歌詞を松崎由治さんが補作、作曲とメインボーカルをして、萩原健一さんはコーラスとハーモニカを担当します。

 

”埼玉のローリング・ストーンズ”と呼ばれ、硬派が魅力で男子ファンをも惹きつけていたテンプターズのイメージとはかけ離れた楽曲に、多くのファンたちが当惑。それはファンだけでなく当事者テンプターズのメンバーも同様で、バンド内の不協和音の火種になります。


「純愛」

1968年12月発売の5枚のシングルです

作詞:なかにし礼、作曲:村井邦彦

 

リリース後約1ヶ月で、オリコンチャート週間最高8位にランクインします。