懐かしのグループサウンズ お勧めソング
ザ・ワイルドワンズ プロフィール
ザ・ワイルドワンズは、加瀬邦彦さんが、当時若者に人気の週刊誌「平凡パンチ」に募集記事を載せたのが始まりで、加瀬さんの大学の先輩にあたる加山雄三さんからバンド名「ザ・ワイルドワンズ」を命名され、1966年に結成します。
同年にはじまったテレビ番組「あなた出番です」にレギュラー出演するという快挙を遂げ、「想い出の渚」でレコードデビュー。その後も、数々のヒット曲を生み出し、グループサウンズの中でも人気のバンドになります。
1971年に杉野講堂でのコンサートをもって解散しますが、1981年、日本劇場取り壊しに伴う「さよなら日劇ウエスタン・カーニバル」に出演したのが切っ掛けで「加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」として再結成に踏み切り、現在も現役で活動中です。
ザ・ワイルドワンズ 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲
「想い出の渚」
想い出の渚
1966年11月発売のデビューシングルです。
作詞:鳥塚繁樹、作曲:加瀬邦彦
作詞は全員が書いたフレーズを繋げたものですが、作詞者の名前は1番多くを書いた鳥塚さんになっています。
発売後10日間で10万枚のセールスを記録し、トータルで100万枚を超える大ヒット曲となります。
半世紀を過ぎた現在もなお、日本ポップス史に残る永遠のスタンダードナンバーとして愛され続けています。
「バラの恋人」
バラの恋人
1968年4月発売の6枚目のシングルです。
作詞:安井かずみ、作曲:加瀬邦彦
童謡風の曲で、渡辺茂樹さんがソロで歌い、オリコン6位のヒットとなります。
2012年、この曲の前半部分がサントリーウーロン茶のCM「フェイント篇」、「パス篇」のBGMになります。
「愛するアニタ」
愛するアニタ
1968年1月発売の5枚目のシングルです。
作詞:山上路夫、作曲:加瀬邦彦
ドラムの植田芳暁さんがソロで歌い、オリコン7位のヒットとなり、新加入の渡辺茂樹さんがオルガンを担当しています。
この曲は当初、ザ・タイガースが「可愛いアニタ」というタイトルで発売予定で録音もしていました。ザ・タイガース版は、後に「LEGEND OF THE TIGERS」というボーナス・トラック版コンパクトディスクに収録されます。
「青空のある限り」
青空のある限り ザ・ワイルド・ワンズ - トピック
1967年9月発売の4枚目のシングルです。
作詞:安井かずみ、作曲:加瀬邦彦
ドラムの植田芳暁さんがソロで歌い、オリコン72位のヒットに。
12弦ギターにファズをかけるという斬新かつハードな曲調が、ロックの名アレンジとしても高く評価されています。