女性ミュージシャン ~1990年 お勧めソング!
渡辺真知子 プロフィール
生年月日:1956年10月23日、出身地:神奈川県横須賀市
1977年「迷い道」でデビュー。
「シンガーソングライターはテレビに出演して歌わない」という当時の音楽業界の常識を覆して積極的に歌番組に出演。
「迷い道」、「かもめが翔んだ日」、「ブルー」、「唇よ、熱く君を語れ」など数々のヒット曲を送り出し、印象的な歌詩と心に残るメロディー、そして抜群の歌唱力で一躍トップアーティストの仲間入りを果たします。
デビュー時よりコンサート活動を精力的に続け、その内容はオリジナルを中心にさまざまなジャンルをボーダーレスに展開。国内はもとより、海外でもそのパフォーマンスに賞賛が寄せられています。
渡辺真知子 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲
「ブルー」
ブルー Fuji Music ch
1978年8月発売の3枚目のシングルです。
作詞・作曲:渡辺真知子
累計売り上げは33.3万枚を記録します。
渡辺さんはこの曲について「3曲目で初めて”自由に作っていいよ”と言われて、思うがままに作った曲なので、自分にとっても”とても可愛い曲”」と語っています。
恋人を奪った女性に対して嫉妬しながらも、何とか取り戻そうとする気持ちを描いています。。
「かもめが翔んだ日」
かもめが翔んだ日 Fuji Music ch
1978年4月発売のセカンドシングルです。
作詞:伊藤アキラ、作曲:渡辺真知子
第20回日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し、彼女の代表曲になります。
いつかプロとして曲を歌ってみたいと思っていた為、デビューから2曲目でプロに歌詞を書いてもらったことが嬉しく、伊藤アキラさんから詞を渡されたときは心が躍んだそうです。
歌詞の中の「海」や「港」に具体的な地名などは登場しませんが、渡辺さんは出身地である神奈川県横須賀市の観音崎をイメージすることが多いと語っています。
明るさの中にも哀愁を感じさせる歌声が魅力的です。
「迷い道」
迷い道 Fuji Music ch
1977年11月発売のデビューシングルです。
作詞・作曲:渡辺真知子
累計で80万枚を超えるヒットとなり、この曲で「第29回NHK紅白歌合戦」に初出場しました。
「唇よ熱く語れ」
唇よ熱く語れ
1980年1月発売の7枚目のシングルです。
作詞:東海林良、作曲:渡辺真知子
春のカネボウ化粧品の新ブランド「LADY 80(レディエイティ)」の口紅のCMソングに起用され、累計売り上げは42.6万枚を記録します。
作詞をした東海林さんは、「作詞者自身としては、女性に対して”君自身のことを語ってくれ”という想いでこのタイトルをつけました。当時、女性に対して直接発言を促すような曲はなかったと思う。」と述べています。
「別れて そして」
別れて そして
1979年5月発売の5枚目のシングルです。
作詞・作曲:渡辺真知子
失恋をしたあとの女性の切なくもけなげな気持ちを、アップテンポで軽快に歌い上げ、ファンからの評価が高い楽曲です。
シティ・ポップ的なすっきりとしたサウンドに仕上がっています。